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2011年3月 4日 (金)

旋盤モドキを作ろう

先日Dさんに工具をお願いしたときに、フライス用のER11コレットセットを購入しました。
この時一緒にストレートシャンクコレットも注文しようか迷ったのですが、この時点ではまだ使い道が思いつかずキャンセルしてしまいました。
その後、下のものが見つかり、一緒に注文すればよかったと後悔しています。
結局ヤフオクで見つけて手に入れましたが、若干割高になってしまいました。

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これは以前会社で作ったもので、私が設計し部品刃外注しました。
テフロンチューブを熱して引き伸ばしたノズルを定寸でカットするためのものです。
回転軸にチューブをはめ、袋ナットで固定し、スライドテーブルにカッターの刃を取り付けて、チューブをモーターで回転しながらバリが出ないようにカットします。
倒産時に何かに使えるかもともらってきたものです。
残念ながら刃物台は1軸で、親ねじに相当する横方向の移動が出来ません。

この主軸をストレートシャンクコレットに交換し、軸方向のテーブルを追加してやれば旋盤モドキに出来るというわけです。

パーツはデンスバーを使いたいところですが、手持ちで加工のしやすい真鍮にします。
重切削するわけではないので大丈夫でしょう。

まずは刃物台ですが、T溝とアリ溝が必要です。
手持ちのTスロットカッターはサイズが大きく使えません。
工作機械関連のサイトを見ると、工具鋼を削って焼入れして自作されているようですが、そこまでの元気はありませんので別の方法で加工しました。
まずはT10x32x35のブロックを切り出し、10mmの溝を2本彫ります。
1102190001

次にこの上に3mmの板をつけます。ロウ付けしたいところですが、銀ロウはあるのですがフラックスが見つかりません。仕方なくソルダーペイントでハンダ付けしました。
1102200001

この後6mmの溝を加工すればTスロットが出来ると言うわけです。
ただしその前にアリ溝を加工しておきます。
1102210002

この後途中の写真をとり損ねました。
レール側は5mmの板を使い、カミソリもつけて組み立ててみましたが、うまく動きません。
途中で引っかかるのです。
加工精度が悪いのと、ハンダ付けによる熱変形によるものと思われます。
結局半日がかりでキサゲ合わせをしてようやくうまく動くようになりました。

プロの使う工作機械の摺動面には、手加工できれいなキサゲ加工がされています。
このキサゲ目に潤滑油がしみて機械が長持ちするんですね。

送りネジはキリのよいピッチを使いたいのですが、M6x1では太すぎるのでM3x0.5になってしまいました。

一応ここまで出来ました。
1103030001

1103030003
バイトは超硬ルーマードリルの折れた柄を使う予定なのでφ3.2の丸穴です。

後は送りハンドルと駆動プーリーを作れば出来上がりかな?
おっと、一番の問題はテールストックが無い、さてどうしましょ。
何か考えないと穴が明けられず使い物になりません。

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コメント

これは完全なミニ旋盤です。

投稿: 穴熊 | 2011年3月 4日 (金) 21時10分

テールストックが無いと使い物にならないかも

投稿: ozu | 2011年3月 4日 (金) 21時34分

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