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2016年11月18日 (金)

南筑軌道2-その1

ブログ再開の一番目はこれから行きます。
先月の軽便祭でDMCのIさんが小坂の客車のレーザー加工サンプルを展示していました。
私は金属工作が好きなのですが、ペーパー車両も嫌いではありません。
といいますか、Oナローをやるようになって機関車はずしりとした重量感が好きなので金属で作りますが、歳と共にトレーラーや箱物は金属で窓抜きするのが億劫だし、非力な小型機関車では重いトレーラーは引くのがつらい。
そんなわけでトレーラーや箱物は非金属の方が良いと思うようになりました。
しかし、プラバン工作は苦手だし、ペーパー工作も得意ではない上にCM拇指関節症の悪化で窓抜きがつらくなってきました。
シルエットカメオでやっている方も結構いますが、刃の消耗を考えるといまいち踏み込めません。
そんな時レーザー加工機が10万ほどで買えるというではありませんか。
早速導入に踏み切りました。
ローコストレーザー加工機は2種類ほどあるようですが、購入したのはIさんと同じFABOOLのレーザーMINIで3.5W
仕様の物です。
安全カバーのオプションをつけて12万ほどでした。

さて、最初の試作機として選んだのは今年の軽便祭の記念エッチング板の南筑軌道2です。
もちろんスケールアップしてOナローで作ります。

レーザー加工も設計次第で作り易さや仕上がりが変わってくると思いますが、いろいろ試行錯誤してノウハウをつかんでいくしかありません。
とりあえず側板は5枚重ねとして設計しました。

最初に作った一台目です。
1611060005

いきなり箱組済です。(途中撮り忘れました)
ここまで二日ほどです。
若干気になる部分もあり、データを修正して作り直しました。
1611180001

左から1台目、2台目、3台目ですが、2台目は妻のRがキツクなってしまったので3台目を作る羽目になりました。
といってもA4 1枚に2台分並ぶので、一度カットすると2台分できてしまいます。
パーツの配置も設計のしどころです。

ドアや車体の内張が赤くなっているのは、張り合わせのために吹いたスプレーがたまたまありあわせの赤だったというだけで、意味はありません。
ペーパー車体は通常木の角棒などで補強をしますが、今回はこれもボール紙の積層でやってみました。

ペーパーの張り合わせはいろいろな方法がありますが、私の方法は次のようにしました。
1、まず、レーザーで加工した後、パーツを切り出す前(パーツに0.5㎜程のつなぎをつけるか、レーザー出力を調整して抜け落ちる直前でやめるようにする)に合わせ面に油性スプレーを吹きます。サーフェサーでもいいし、通常のカラースプレーでも良い。今後は100均のグレーとかクリームが良いかも。
2、次にパーツを切り出す(レーザー加工が済んでいるので、カッターを溝に沿ってフリーハンドで走らせればパーツが分離します)
3、張り合わせるパーツをずれないように合わせ、クリップで止めます。
4、合わせ目にIPA(車の水抜き剤として売っているもの)を筆でしみこませます。

張り合わせはシンナーで良いわけですが、においがきつくて体に悪く、家族からも苦情が出るので室内では使いたくありません。リモネンならよいのですが近所に売っていません。IPA ならオートバックス等で120mlで200円くらいで売っています。

3台目はこんな感じです。
1611180003

1611180004s

1611180005s

1611180006s

箱組は妻を側板で挟むようにしましたが内張を除く4枚重ねの側板端面の処理がうまくなく、この辺は構造設計を見直す必要がありそうです。

とりあえず車体は目途がついたので、次は足回りにかかります。

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コメント

レーザーカッターいいですね!
窓抜きの嫌いな私は楽をしようと色々調べているのですが、FABOOL Laser Miniの分解能はいかがでしょうか?
約0.1mmピッチとのことでしたので、ちょっと悩んでいましたが、作品を見た感じでは問題なさそうですね。

投稿: norigon | 2016年11月19日 (土) 01時45分

3Dかレーザーかなと思っていましたが、やはりそうでしたか!

投稿: railtruck | 2016年11月19日 (土) 01時56分

FABOOLはキットなので自分で組み立てる必要があります。ガタなく、かつスムーズに動くように調整する。この組立精度次第で加工精度も変わってくると思います。私も最初テストカットした時にえらくずれたので調べてみたところ、レールの並行が悪く、途中で引っかかることがわかりました。ベルトの張り調整も影響します。ただこれらの調整は難しいわけではなく、きちんとやってやれば問題ないと思います。

3Dは無料ソフトもあって初期投資はほとんどっかりませんが、加工は外部委託になるし、ソフトの使い方を覚えるのもおっくうで断念しました。
レーザーは初期投資が少々負担ですが、ソフトは使い慣れた2DのCADが使えるし、何より自分で加工しながら修正していけるので面白いと思ったわけです。

投稿: ozu | 2016年11月19日 (土) 08時14分

私も3Dプリントの修正も含めた場合の割高感がなじめなくて、初期投資しても自分で修正できるほうが性に合う気がしています。。
工数は圧倒的に3Dプリントのほうが少なそうですが ^^;

投稿: norigon | 2016年11月19日 (土) 12時36分

レーザー、旋盤、フライス、どれも自分でできない部分を補う手段として導入しています。3Dの場合はデータさえ作ってしまえば、あとは塗装のみ、自分にとって趣味として一番おいしい手を動かして作るという部分が抜けちゃっているように思うんですね。要は趣味として何を楽しむかということなんじゃないでしょうか。
レーザーは、切り抜き後の組み立てる過程を楽しめる人には決して導入して損はないと思います。

投稿: ozu | 2016年11月19日 (土) 13時02分

こんにちは~✨
暫く静かだと思ってましたらこんな企みが😅 先を越されてしまいました。なかなか良い感じです~✨
私の場合は反りが心配で木と合わせたり、裏表交互にしたりしましたが、5枚も重ねれば大丈夫でしょう。
参考にさせて頂きます。😌✨

投稿: はまとん | 2016年11月19日 (土) 15時42分

ペーパーだけでもかなりがっしりしていますので大丈夫そうですよ。

投稿: ozu | 2016年11月19日 (土) 20時39分

有り難うございます。
切り口がシャープで綺麗ですね、素晴らしいです。ちょっと慣れが必要そうですが、今まで色々苦労して作ってましたので、早速試してみたいと思います。😄🍻

投稿: はまとん | 2016年11月19日 (土) 22時37分

FABOOLのレーザー加工機、今月のRMMにも紹介されていますが、加工時の臭いはどうなのでしょうか?窓を開けていいれば気にならない程度ですか?

投稿: ゆうえん・こうじ | 2016年11月24日 (木) 09時05分

窓を開けても結構焦げ臭い匂いがします。
また、マンションなので周りの苦情や、火事と間違われないかちょっと心配です。

投稿: ozu | 2016年11月24日 (木) 12時49分

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